生理痛みと妊娠後期の下腹部痛とでは大きく異なります。
生理痛みの場合は、出血にともなって、下腹部全体がしぼられるように痛んだり、熱をもってだるい感じになったりします。
しかし、妊娠後期では、大きくなった子宮を吊り下げている靭帯が引っ張られることにより、お腹の両サイドがズンズンと痛む場合があります。 また、生理痛みと妊娠後期の痛みの大きな違いとして、股関節など骨の痛みもあります。
子宮などの内臓の痛みのほかに、妊娠後期になるとお産のために骨盤の関節をゆるめるホルモンが分泌されて、下半身、とくに下腹部付近の関節が痛むのです。
歩くたびにキシキシと痛む場合が多く、生理痛みと妊娠後期のこの痛みは大きく違います。 また、妊娠後期の下腹部痛で多いのが、子宮が張るという感覚です。
子宮が張るというのは、子宮の表面を包んでいる筋肉が固くつっぱり、子宮を収縮させるような動きをすることです。 下腹部全体がカチカチになり、自然と力が入ってしまいます。
お産のときに、子宮を収縮させて赤ちゃんを外へ産み落とすための練習とも言えるもので、生理痛みとは大きくことなり、妊娠後期には頻繁におこります。
さらに、生理痛みと妊娠後期の痛みとで大きく異なるものとして、陣痛があります。
生理痛みと妊娠後期の陣痛の痛みは、最初はほぼ同じような感覚なのです。生理痛みと違う点は、10分、5分、3分など規則的に痛みが訪れることです。
妊娠後期でこのような規則的な下腹部痛の場合は、陣痛を疑いましょう。
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